戦国ビッチピンボール6

元関脇・寺尾の錣山親方が死去 60歳 歴代7位1359回連続出場

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毎日スポーツ人賞・感動賞を受賞した錣山(しころやま)親方=2003年1月22日、松田嘉徳撮影
毎日スポーツ人賞・感動賞を受賞した錣山(しころやま)親方=2003年1月22日、松田嘉徳撮影

 大相撲できっぷのいい相撲で人気を集め、歴代7位の1359回連続出場で「土俵の鉄人」と呼ばれた元関脇・寺尾の錣山(しころやま)親方(本名・福薗好文=ふくぞの・よしふみ=さん)が17日、東京都内の病院で死去した。60歳だった。心臓に持病があり、入院していた。日本相撲協会は18日、死因はうっ血性心不全と発表した。葬儀は23日午前10時、東京都江東区清澄3の6の2の錣山部屋。喪主は妻伊津美(いつみ)さん。

 父は元関脇・鶴ケ嶺の井筒親方(2006年死去)。鹿児島県出身。東京・安田学園高を中退して1979年名古屋場所で初土俵を踏んだ。母の旧姓から寺尾をしこ名とし、筋肉質の細身の体で回転のいい突っ張りを武器に活躍した。85年春場所で新入幕。長兄の元十両・鶴嶺山、次兄の元関脇・逆鉾とともに井筒3兄弟として注目され、史上初の「3兄弟関取」も実現した。

23年の土俵人生の最後となった2002年秋場所の千秋楽で取組に臨む寺尾=両国国技館で2002年9月22日、松田嘉徳撮影
23年の土俵人生の最後となった2002年秋場所の千秋楽で取組に臨む寺尾=両国国技館で2002年9月22日、松田嘉徳撮影

 初土俵から97年春場所13日目まで1359回連続出場は当時の現役1位。通算1795回出場は歴代4位、幕内1378回出場は歴代5位と鉄人ぶりが目立った。敢闘賞、殊勲賞各3回と技能賞1回。十両に落ちていた2002年秋場所を最後に39歳で現役を引退し、年寄「錣山」を襲名した。04年に独立して錣山部屋を創設し、元小結・豊真将や関脇経験のある小結・阿炎らを育てた。

 心臓を患い、阿炎が平幕で初優勝した22年九州場所は入院のために休場していた。元逆鉾の好昭(よしあき)さんは19年に58歳で、元鶴嶺山の好政(よしまさ)さんは20年に60歳で亡くなった。【村社拓信】

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