戦国ビッチピンボール6

日本生命、介護事業に本格参入 業務提携のニチイHDを買収

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
取材に応じる日本生命の清水博社長=東京都千代田区で2023年12月、高田奈実撮影 拡大
取材に応じる日本生命の清水博社長=東京都千代田区で2023年12月、高田奈実撮影

 日本生命保険がグループの成長戦略の一つの柱とすべく、介護事業に本格参入する。11月末、介護大手ニチイ学館を傘下に持つニチイホールディングス(HD)を約2100億円で買収すると発表した。清水博社長(62)は「介護事業は日本社会にとってもっと重要になってくる。真正面から事業が抱える課題解決に取り組み、成長の機会にしていきたい」と意気込む。

 日本生命はニチイHDと1999年から業務提携を続けてきたが、関係を一新する。慢性的な人手不足が問題となっている介護業界では、人材育成や従事者の待遇改善など課題は多い。将来にわたる収益の確保も大きなハードルだ。

 新たな中期経営計画が始まる2024年度に向けて、中核となる生命保険事業の業績向上のほか、グループ経営の強化を軸に据える。清水氏は「まずは介護事業をグループ事業としてしっかりと定着させたい」とした上で、「将来的には生保事業と介護事業の間にシナジー(相乗効果)を生み出していきたい」とも語り、保険事業の発展にもつなげたい考えだ。【高田奈実】

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集