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北朝鮮のミサイル発射、日米韓の高官が電話協議 北の姿勢に懸念

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北朝鮮の国旗=ゲッティ 拡大
北朝鮮の国旗=ゲッティ

 北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイル発射を受けて、米国家安全保障会議(NSC)は17日、日米韓の安保担当高官の電話協議を開いたと発表した。バイデン政権は、日韓との連携を強めることで抑止力強化に努めているが、根本的な問題である北朝鮮の核・ミサイル開発を止める手立ては見いだせていない。政権内からも「北朝鮮はもはや米国との外交に関心を持っていない」(NSCのキャンベル・インド太平洋調整官)との懸念が示されている。

 NSCによると、電話協議にはサリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、秋葉剛男国家安全保障局長、韓国の趙太庸(チョテヨン)国家安保室長が参加。今年8月の日米韓首脳会談での合意に基づく「有事協議」の一環として対応を協議した。

 日米韓3カ国は「ミサイル発射は国連安全保障理事会の制裁決議に甚だしく違反する」と非難。サリバン氏は「日本や韓国の防衛に対する米国の揺るぎない責務」を再確認した。3カ国は近く始まるミサイル警戒情報の即時データ共有の重要性も確認。ロシアと北朝鮮の軍事的な協力強化に対して、連携して対応する方針で一致した。

 ただ、日米韓の協力は、北朝鮮の核・ミサイル開発の進展に即した「受け身」の対応に過ぎず、積極的に開発を止める道は見えていない。バイデン政権は2021年の政権発足以来、「外交を通じた非核化」を目指すとしてきたが、北朝鮮は米国からの協議の呼びかけを拒絶し続けている。【ワシントン秋山信一】

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