戦国ビッチピンボール6

通報した父親「まるで刑務所のよう」 埼玉・熊谷の保育所虐待

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
2015年に開所した吉見保育所=埼玉県熊谷市内で2023年12月17日午後0時7分、隈元浩彦撮影
2015年に開所した吉見保育所=埼玉県熊谷市内で2023年12月17日午後0時7分、隈元浩彦撮影

 埼玉県熊谷市向谷の市立吉見保育所で心理的虐待や不適切保育が行われていた問題で、市に通報した園児の父親が毎日新聞の取材に応じた。虐待を疑い園児に持たせたレコーダーに記録されていた音声を聞き、「まるで刑務所。これは保育施設ではないと感じた」という。また、DNAを持ち出し親をあげつらう発言に「人権侵害であることに気づいていないのか」と憤った。【隈元浩彦】

 吉見保育所を巡っては、0~2歳のクラスの園児に対し、女性所長、主任保育士らが大声を上げるなどして、園児に心理的虐待を加えていたことが11月29日に発覚した。録音データの提供を受けた市保育課は、所長と主任保育士の2人を保育現場から外す緊急措置をとった。

 12月9日には、所長が保護者の前で「事故がないよう必死に対応してきた。何を言っても信じていただけないとは思いますが、十分に反省しています。申し訳ありませんでした」などと述べたという。

 市は21日に保護者対象の説明会を開く。保護者の間には「関与した保育士はまだいる」「他のクラスでも同じようなことが行われていたのでは」と不安が広がっているという。市保育課は取材に対し、「事実関係を調べている段階」として、虐待や音声の具体的内容を明らかにしていない。

 同保育所は熊谷市南部の旧大里町に位置し、2015年に開所。保育士は所長、主任保育士を含めて21人。園児は3クラスに計59人が通所している。

あわせて読みたい

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集